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FIK アジアゾーン剣道審判講習会 2005

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2005年10月1日~2日、FIKアジアゾーン剣道審判講習会が韓国・ソウルに於いて開催された。FIKからの派遣講師は下記の通り。

井上茂明先生(剣道・範士八段)
加藤浩二先生(剣道・範士八段)

会場はChamshil Olympic Main Stadiumの施設内にあるChamshil Gymnastic Gym、アジアゾーンから31名(オーストラリア、韓国、香港、日本、台湾、フィリピン)の講習生が参加した。参加者の内、韓国6名、日本3名が八段受有者であった。講習生に加えて、韓国より7名の大学生、7名のソウル市内の社会人が参加し、そのうちの数名はナショナルチームのメンバーで、講習会を大いに盛り上げた。

10月1日の開会式終了後には、主任講師の井上先生より、審判の任務、義務についての講話がなされ、特に現代の剣道は試合と良い審判が良い試合を作ることなくしては成り立たないことを強調されていた。

講習生は所属剣連ごとに3人1組に分かれ、韓国の模擬試合者によるハイレベルな試合の下、実践練習が行われた。午後4時からは稽古会が始まり、参加者全員が元立ちの八段の先生方との稽古を楽しんだ。

2日目の午前中は、ランダムに審判グループが組まれ実践練習を行った。先生方の講習のおかげで、特に玄妙な技や繊細で鋭い一本に関する技術が改善された。

注意すべき点は下記の通り。

1) 審判員は、お互いの動きをよく見て行動する事。
2) 審判員は、間違いが起こらないように、日頃から鍛錬を欠かさない事。

 

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